ついに2024年12月3日より始まりました!『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』。
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1年以上前から楽しみにしていたスター・ウォーズの新しいオリジナルドラマです。なんたって主演が「ジュード・ロウ」なもんで、早く見たくてずっとうずうずしておりました。
配信はもちろんディズニープラス!先日配信開始されたばかりですが、見てみた感想と共に見どころや登場人物を紹介していきます!
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『スケルトン・クルー』の基本情報
タイトル | スター・ウォーズ:スケルトン・クルー |
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配信 | ディズニープラス(独占) |
公開年 | 2024年12月3日~ |
制作総指揮 | ジョン・ファブロー、デイヴ・フィローニ |
制作・企画 | クリストファー・フォード、ジョン・ワッツ |
制作会社 | ルーカスフィルム |
キャスト | ジュード・ロウ、他 |
制作総指揮にジョン・ファブロー & デイヴ・フィローニ。
彼らはスター・ウォーズの超人気シリーズ『マンダロリアン』の監督であり、今回の『スケルトン・クルー』では制作総指揮として携わっています。
『マンダロリアン』も大好きなシリーズ。この二人が監修してくれるのであれば安心ですね。
制作・企画にクリストファー・フォード & ジョン・ワッツ。
彼らは『スパイダーマン:ホームカミング』でタッグを組んだ、盟友のような二人です。
メインキャストはジュード・ロウ!
画像引用:starwars.com
『ファンタスティックビースト』シリーズにて若きダンブルドア校長を演じていた、私の大好きなベテラン俳優です。
彼は今回新しくジェダイの役を演じておりますが、本当にスター・ウォーズ初登場か?って思うくらいの馴染み方であり、エピソード1~3くらいにジェダイとして出演してたんじゃないかと錯覚してしまうレベルです。
とにかく、最高のスタッフとキャストでスタートした期待度マックスなドラマシリーズなのです。
簡単なあらすじ
平和な星「アト・アティン」に住む少年「ウィム」は将来は優秀なエンジニアになるという、親に敷かれたレールにうんざりしていた。
ある試験の日、学校に向かう途中で偶然「ジェダイの神殿」のような不思議な穴を発見する。
友人の「ニール」、同じ学校の「ファーン」「KB」と共にその穴に侵入するが、なんとそこは墜落してボロボロになった海賊のスターシップだった。
画像引用:starwars.com
スターシップに閉じ込められた4人はうっかり電源を入れてしまい、宇宙の遥か彼方へ飛び立ってしまう…。
神秘の力<フォース>を操る“謎の男”と出会い、即席チーム“スケルトン・クルー”を組んで、故郷に戻るための大冒険を繰り広げる壮大な物語です。
『スケルトン・クルー』の意味
ところで『スケルトン・クルー』ってどういう意味なのでしょうか?
英語で表記すると、「skeleton crew」。
英語の慣用句として、何かを組織する際の「最低限の人員」という意味で使われるようです。
ドラマでは宇宙船の乗組員は6人です。
例えばスター・ウォーズの最初期作品『エピソード4:新たなる希望』でも、乗組員は6人(「ルーク」「レイア」「ハン・ソロ」「チューバッカ」「R2‐D2」「C‐3PO」)でした。
画像引用:starwars.com
宇宙を冒険するには6人が最小限という意味なのでしょうか?
もしくは、スティーブン・キングの短編集に「骸骨乗組員」という物語がありますが、『スケルトン・クルー』に出てくるドロイド「SM-33」がまさに骸骨のようなキャラクターで、こちらを象徴しているのでしょうか?
今後タイトルの意味も明かされていきそうですね。
『スケルトン・クルー』の時系列
『スケルトン・クルー』の物語は、スター・ウォーズ史の時系列では旧三部作の『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の後にあたるお話。
『ジェダイの帰還』の5年後の設定で始まったドラマシリーズ『マンダロリアン』や『アソーカ』と同じ、ダース・ベイダー亡き帝国崩壊後の銀河が舞台です。
ここで少し整理とおさらい。
知ってるよって方は聞き流してほしいのですが、エピソード4~6ではジェダイと呼ばれる超戦士はすでに滅んだと言われている時代であり、そんなものおとぎ話の世界だよってな感じの扱いです。
ジェダイがライトセーバーとフォースを使ってブンブン戦っている全盛期は、エピソード1~3の時代になります。
つまり、『スケルトン・クルー』でもジェダイやフォースはエピソード4~6と同じように、そんな超能力あるわけないよ、ジェダイなんてもう滅んだんだよ、という扱いをされている時代です。
スター・ウォーズについてあまり詳しくない方は、とりあえずこの時代背景だけ抑えておいてくださいね。
登場人物とキャスト
謎の男:ジョッド・ナ・ナウッド
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キャスト:ジュード・ロウ
第二話の最後の最後にやっとでてくる謎の男、「ジョッド・ナ・ナウッド」。
なんと言いづらい名前だ。
フォースっぽい能力で牢屋の鍵を取るシーンがあり、おそらくジェダイか又はそれに近い人物であることがわかります。
第一話では、宇宙海賊の船長として覆面の状態で現れますが、あらぬ因縁をつけられて牢にいれられてしまう。
牢の中で出会った子どもたちと共に脱出に成功し、宇宙船で一緒に飛び立ちます。
まだまだ謎だらけの男で今後の展開に期待です。
ウィム
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平和な星、「アト・アティン」に住む少年。今作のメイン人物です。冒険のお話が詰まったストーリーパッドが宝物で、いつも冒険を夢見ています。
ある日学校の試験に向かう途中、偶然に謎の祠を見つけてしまいます。
ジェダイの神殿だと思い友人のニールと共に探索を試みますが、なんとそれは墜落した古いスターシップだった!
快活でちょっとバカな、THE主人公な男の子です。
ファーン
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ウィムと同じ学校に通う、最初はちょっと意地悪でちょっと嫌味な女の子。ホバーバイクレースの選手でもあります。
ウィムが見つけたジェダイの神殿の発見を奪ってやろうとして、一緒に謎の祠の探索に挑みます。
優等生でありながら、スピーダーで道路を爆走しているような問題児でもある。
しかし、ドロイドのSM-33に向かって「私が新しい船長だ」と言ってすぐに従えてしまうような、頭がキレる上に難局も乗り越えてしまう。
リーダー的存在のいかにも人気が出そうなキャラクターです。
ニール
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ウィムの友人で、人間とは異なる種族(どう見ても小さい象)の男の子。ですが言語は人間語を喋ります。
スター・ウォーズには当たり前のように違う種族の生き物がでてきますので通常運転ですね。
ウィムに誘われて嫌々ジェダイの神殿を探索してしまい、半ば強制的に冒険に行くことになります。
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実は『エピソード6:ジェダイの帰還』に登場する「マックス・レボ」というキャラクターによく似ているのですが、公式では全く新しい種族だと言及されています。
今後どのような活躍をしてくれるのか楽しみですね。
KB
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ファーンの親友。スカウターのようなサングラスのようなウェアラブル装置を常につけています。
KBはおそらくニックネームなのでしょうが、KBとしか名前は明かされていません。
乗り物やメカに強く、宇宙船を簡単に直してしまうような、アジア系の女の子。
暴走しがちなウィムや感情的なファーンとは違い、常に冷静で一歩引いた場所から意見を言えるタイプのキャラクターです。
あまりセリフは多くはありませんが、おそらく何かしらの困難をメカに強い設定で解決する役割でしょう。
SM-33
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宇宙船に電源オフの状態で眠っていた古いドロイド。
足をひきづりながら歩き、声も老人のようにしゃがれています。
ボロくて頼りにならないようなドロイドと最初は思うのですが、実はめっちゃ強い。
記憶も曖昧で正体は不明な部分が多いですが、今後おそらく子どもたちのピンチを度々救ってくれる、頼れるアシスタント的な活躍を見せてくれるでしょう。
老海賊のドロイドの動きは、日本の文楽を参考にしたとジョン・ワッツ監督はインタビューで明かしています。
『スケルトン・クルー』の見どころ
ワクワクする世界観
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子どもたちの住むアト・アティンという新たな星の生活からドラマはスタートします。
アト・アティンの近未来的な景色や建築物がかっこよくてめちゃくちゃワクワクしますね。
また2話ででてくる海賊たちの港の背景もめちゃくちゃカッコいい。
画像引用:starwars.com
やっぱスター・ウォーズはこれだな!と思います。ディズニープラスのドラマは本当に背景やセットのクオリティが化け物ですね。
スピーダーやスターシップなどスター・ウォーズ定番の乗り物や世界観ももちろん健在。
誰もが夢見た冒険活劇
画像引用:starwars.com
普通の少年たちが冒険に巻き込まれるという、子供の頃に誰もが妄想したようなわかりやすいストーリー。
子どもたちが主人公であるため、筆者は『ストレンジャー・シングス』を連想したのですが、ワッツ監督は『グーニーズ』から影響を受けているとのことでした。
なるほど確かに海賊がでてくるところとかもそっくりですね!
しかし、『スケルトン・クルー』が今までの冒険ものと違うところは、スター・ウォーズの世界で宇宙に飛び出す冒険をしているところでしょう。
「少年少女冒険活劇 ✕ スター・ウォーズ」 という、最強の組み合わせが実現してしまったのが『スケルトン・クルー』なのです。
スター・ウォーズを知らなくても楽しめる
画像引用:starwars.com
『アソーカ』や『マンダロリアン』など、今までのスター・ウォーズのスピンオフドラマは、物語の特性上スター・ウォーズ世界と歴史をある程度知っておく必要がありました。
しかしスター・ウォーズはシリーズが多いため、一から見るのは腰が重いというのは事実。
その点、今作『スケルトン・クルー』はスター・ウォーズを知らなくても楽しめる作品になっているとのことを、ワッツ監督が認めています。
なるほど確かに、キャラクターや出てくる星も今までのスター・ウォーズとあまり関連がないようです。これまでのスター・ウォーズ世界を知らない方でもすんなりと入っていけるような世界観になっています。
先に述べたように、「ジェダイが滅んでしばらく経った時代」ということだけ頭に入れておけば十分。
『スケルトン・クルー』はライト層にも嬉しいドラマですね。
1話~3話まで見た感想
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1~3話まで見た感想としては、めちゃくちゃわかりやすいストーリーで、夢があって最高に面白い!
評価は全話が終わってから改めてするとして、今のところめちゃくちゃ名作になる予感がプンプンします。
このドラマのいいところは、シンプルな脚本で子どもにもわかる明快なストーリーなところ。
『アソーカ』や『アンドー』のように特定のキャラクターを掘り下げるタイプの物語でもないので、新参の方でも楽しめるところ。
また、最新作の『アコライト』は全体的に暗い、どちらかと言うとダークサイド寄りのお話だったので、それと比較して明るいライトサイドな作品になっているところ。
あえて言うなら、何十年ものサーガを経験したスター・ウォーズのコアファンの人にとっては、ちょっと子供向けすぎると感じてしまうかもしれません。
しかし、それはきっとあなたが年を取っただけ。スター・ウォーズシリーズは昔から子供向けだったはず。
大人にはジュード・ロウ様の演技でなんとか楽しんでもらいましょう。
過去のスター・ウォーズが見たいときは?
ここまで、『スケルトン・クルー』はスター・ウォーズファンでなくても楽しめると書いてきましたが、でもやっぱりできれば過去の作品を見ておくほうがより楽しめます。
また個人的に『スケルトン・クルー』 に興味を持ったなら、他のスター・ウォーズシリーズをぜひ見てほしい。
ディズニープラスで全話見ることができます。エピソード1~6の映画作品はもちろん、私的にはオリジナルドラマが超おすすめ。
特に『マンダロリアン』はめちゃくちゃ面白いですよ。記憶を消してもう一度見たいくらいです。
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